臨床実習に落ちた理学療法士が伝えたい事~失敗経験を武器にする方法~

理学療法士
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前回は臨床実習に不安を抱える学生達に向けて『コミュニケーション能力を高める事の重要性』を書きました

そんな私は臨床実習不合格だけに留まらず、留年経験者でもあり、学生時代は同級生にバカにされる様な劣等生でした

今でこそ臨床実習不合格経験は自分の武器とさえ思えていますが、不合格になった当時は『学校を辞めたい』と真剣に親に相談した記憶があります(ちなみに辞めた後はプロボウラーを目指したいと本気で言っていたのはここだけの話です)

何故、そこまで思い悩んだ臨床実習不合格経験を前向きに捉えられる様になったのか?

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失敗経験を武器にする為にも発信してみよう

それは『ネガティブ(失敗)経験は武器になる』という考え方を知ったからです

私自身は何かしらの失敗経験を乗り越えた人にこそ想いを言語化して、発信してみて欲しいと思っています

それは何故か?

私はどちらかと言えば、人とコミュニケーションをとるのが得意な方だと思います

初対面の人とでも比較的容易に話が出来ます

そこは私の長所である反面、短所でもあると私は考えています

視点を変えると、私は『初対面の人と話すのが苦手』という人の気持ちが理解出来ないからです

一方でこう考える事も出来ませんか?

初対面の人と話すのが苦手な人が苦手意識を克服出来れば、同じ悩みを抱える人達に共感出来るだけでなく、より実践的な方法も伝える事が出来ると

初対面の人に苦手意識がない私が伝えられるコミュニケーションと初対面の人に苦手意識があったけど、乗り越えた人が伝えられるコミュニケーションとでは言葉の説得力がまるで違う(乗り越えた人の方が説得力がある)と私は思うのです

臨床実習不合格経験者だからこそ出来る事もある

同じ事が私の臨床実習不合格経験でも言えるのではないでしょうか?

理不尽な臨床実習を経験したからこそ、同じ悩みを抱える実習生達の気持ちが理解でき、寄り添う事が出来るのかもしれません

臨床実習不合格だけに留まらず、留年も経験している

そんな明らかな落ちこぼれだった私は強烈な劣等感から理学療法士になってからも不安を抱え続けていました

理学療法士として18年目を迎えた今も確固たる自信はなく、特筆すべき能力がある訳でもありません

ですが、バカな私はこう考えています

そんな劣等感の塊だった私が何かしらの形で少しでも光り輝く事が出来れば、同じ経験をして前を向けない、劣等感から抜け出せない人の光になれるのではないかと

偉そうな事を書いておきながら、私は学会発表もした事もなければ、認定理学療法士等も持っておりません

理学療法士としてのスタンダードからは外れているかもしれませんが、そんな私でも動き続ける事で人前で話す機会を頂けたり、小さなコミ ュニティではありますが、全国から幅広い人が集まって来てくれる様になりました

そんなバカな姿を晒す事で『私にも何か出来るかもしれない』そう感じてもらえれば、それだけで価値はあると私は思うのです

自己満足?思い上がり?

たった1人だけでも前を向かせる事が出来たのならば、自己満足上等じゃないですか笑

少々話が脱線しましたが、この記事を通じて伝えたい事は

『失敗経験やコンプレックスの裏側に才能(強み)がある』という事

この表現はオリエンタルラジオの中田敦彦さんがTV番組の中で用いていた言葉で私の大好きな言葉の1つです

この時の映像が残っていたので、興味がある人は是非ご覧になってみて下さい

話の内容はもちろんながら、聴講者を巻き込むプレゼンテーショ ンの方法等、様々な勉強が出来る動画だと私は思っています

失敗経験を武器に出来た時、自分自身をより好きになれる

私がそうであった様に失敗経験やコンプレックスと向き合う事は正直しんどいです

ですが、向き合う人が少ないからこそ、乗り越えられた瞬間あなたにとっての強力な武器(才能)になると私は思うのです

個人的には大人気ゲーム『ファイナルファンタジー』の召喚獣と同じだなと考えています

召喚獣とは簡単に言えば、敵を倒したり、自分達を守ってくれる強力な仲間なのですが、仲間にする為には強力な召喚獣自体を倒す必要があるんです

要するに強力な召喚獣を自分にとってのネガティブな過去だとするならば、その過去を打ち負かす(乗り越える)事が出来た時に、自分にとって大きな武器になるという事です

そして、自分の新しい武器(才能)に気付けた時、嫌いだった、消し去りたかった過去を含めて自分自身を好きになれるのではないでしょうか?

まとめ

今回は失敗経験を武器に方法について書いてみました

私自身も臨床実習不合格というネガティブな経験を受け入れられる様になったのは理学療法士として働きはじめて10年以上が経過してからだと思います

正直『恥』だと思っていましたし、極端な話ですが墓場まで持っていくくらいの気持ちでいた時もありました

今は自信を持って、あの経験があったからこそ今の自分がいると思えています

全国には私と同じ様に臨床実習に不合格になり、劣等感を抱えたり、自己肯定感が下がったままの学生、療法士もいるのではないでしょうか?

私達は確かに少数派の方かもしれませんが、人と違う経験をしているという事は希少価値になる、武器になる可能性だってあるという事を知って欲しいですね

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