関西セラピスト交流会~多職種連携の為に他職種の事を知る機会を作りたい~

多職種連携
スポンサーリンク

2015年4月4日に初めてAmebaブログで数行の記事を書いたのが全ての始まりでした

その後留年・臨床実習不合格経者である私が実習生に向けて書いた記事がFacebookで拡散され、多くの人に読んで頂く事が出来ました

その結果、SNSを中心に多くの繋がりが生まれ、交流していく内に

『繋がっている医療介護従事者や学生と集まって飲んだら面白そう』

と思いついたのが活動を始める事になったキッカケです

第1回関西セラピスト交流会

そんなごく普通の動機で2016年8月27日に開催されたのが第1回関西セラピスト交流会

初回にして約45名の参加者が集まって下さり、飲食店の1フロアを貸切って行いました

参加者が交流に熱心で食べる事よりも話す事に時間を使っていた事が印象的でした

第2回関西セラピスト交流会

交流会後すぐに『第2回も是非やって欲しい』という声が多く、2017年8月26日に第2回交流会を開催

前回に引き続き45名の参加者でしたが、三重県や岡山県といった遠方からの参加者や県士会の会長といったバラエティー豊かな参加者が集まって下さいました

この時から自分達でレンタルスペースを確保し、飲食物を持ち込むという今のスタイルの交流会が始まりました

関西学生交流会

第2回交流会時に出た意見が『もっと各地の学生達を巻き込みたい』

この意見を受け2017年12月9日に開催したのが『関西学生交流会』

どうしても現役療法士の参加者が多いと、現役学生が参加しにくいかもしれないと考え、参加者数を減らし31名(内学生15名・教員5名)で開催しました

この会で今でも交流会でご登壇頂き、参加者達に衝撃を与え続けて下さっている株式会社ポラリス代表取締役の森剛士先生に初めて講演して頂きました

森剛士先生の講演を含め、理学療法士が自信を持って医療介護従事者にオススメする講師(動画有)は↓

講演付きの交流会はこの会がスタートですね

森先生の講演を聴き、一緒に参加していた療法士達と『これ色んな意味でヤバいよな。。。』と話した事をハッキリと覚えています

参加してくれた学生達が鹿児島や石川県から集まって来ており、療法士達にとっても良い刺激になった会でした

第3回関西セラピスト交流会

色んな意味で一気に飛躍したのが2018年8月25日に開催した第3回交流会

総勢80名の参加者が集まってくれました

東京や千葉、愛知、石川、岡山に島根等、全く関西と関係ない人達が交流会の為に参加費と貴重な時間を使ってくれました

この交流会で初めて2部制を導入

午後から夜まで休憩を挟みながら通しで交流会を開催

時間を延長する事に不安はありましたが、開催してみると全く問題無し

流石は医療従事者の集まり、コミュニケーション能力に長けた方々だなと改めた感じた会でした

療法士に限らず、医師、看護師、介護福祉士、ケアマネージャー、学生(薬学生含む)と多職種連携をより意識し始めた会でもありました

多職種が連携する為の5つのポイントについて考えてみました↓

第4回関西セラピスト交流会

第4回交流会は2018年12月8日に56名で開催しました

この交流会はテーマを『臨床実習』に決め、参加者とディスカッションする時間を多めに作りました

最後には現役教員5名と学生を含む参加者とでリアルな意見をぶつけ合う事も出来ました 

臨床実習に不安を抱える学生、臨床実習に思い入れのある療法士達が全国から集まって下さり、参加してくれた学生の1人が『気持ちが楽になった』と笑顔で話していたのが印象的でした

臨床実習に不安を抱えている学生達に伝えたい事は↓

第5回関西セラピスト交流会

第5回交流会は初めて神戸を離れ、森剛士先生のご好意で宝塚市にある株式会社ポラリスの新社屋で開催しました

テーマは『女性の働き方』とし女性を中心に全国から総勢65名が集まりました

日本初の取り組みである森先生の『ママ幸プロジェクト』や全国の母親療法士の生の声を数多く聴いている河合麻美さん、長年夫婦共働きでキャリアを築いて来られた看護師の内橋恵さんからリアルな話を伝えて頂き、男女問わず参加者にとって考えさせられる時間になったと思います

シングルマザーを仕組みで救う『ママ幸プロジェクト』に関しては↓

ママ幸プロジェクト|株式会社ポラリス
1~3か月の滞在で集中して自立歩行を目指す!行くときは車イスだけど、帰るときは自分の足で歩いて自宅に帰ろう!

そしてテーマにあわせて初の託児付き交流会にも挑戦しました

少々不安ではありましたが、お母さんが近くにいるからこそ子供達ものんびりと過ごす事ができ、むしろ子供達の存在が笑いや癒しを生み出してくれました

個人的にはお子さんと共に参加して下さった2人の母親療法士がこの交流会を機に一歩を踏み出してくれた事が何よりも嬉しかったです

託児付き交流会はこれからも開催していきたい事の1つですし、人が動き出すキッカケになれる交流会を今後も開催していきたいと思っています

関西まるっと文化祭

2019年10月には交流会から繋がったご縁で初めて兵庫県を飛び出し、大阪で『関西まるっと文化祭』を開催しました

医療従事者も当事者も一般の方も皆で一緒に楽しもうというコンセプトで当日はスタッフを含め150名を超える参加者が集まって下さいました

高次脳機能障害の当事者であり『18歳のビックバン』の著者である小林春彦さんの講演には非常に多くの参加者が集まっていました

18歳のビッグバンには小林春彦さんが『見えない障害』と言われる高次脳機能障害になり、実際に経験した事、様々な葛藤がリアルに書かれています

当事者の葛藤や心理を知れる貴重な本だと思います

全国で講演活動もされていますので、機会があれば是非参加してみて下さい

白井いさおさん、京子さん夫妻の口笛コンサートは家族愛と仲間の絆が溢れていました

作業療法士×ラッパーの佐々木慎さんと作業療法士×DJの田中孝史さんが作り出した曲は多くの医療従事者に響きました

その2人の曲と作業療法士×心書家の河田広樹さんの心書がコラボした時、私は涙を抑える事が出来ませんでした

この3人を繋ぐ事が出来て本当に良かった

最後は森剛士先生

当たり前なのですが森先生は参加者が10人だろうと100人だろうと1000人だろうといつも全力投球

参加してくれた知人達から

『素晴らしかった』

『聴けて良かった』

と数多くのメッセージをもらいました

私だけの力では絶対に実現出来なかったステージ

至らない事も多々ありましたが仲間達との絆を再確認出来た素晴らしい1日でした

スポンサーリンク

第1回TKGの会

2020年1月には関西セラピスト交流会から派生した

『第1回TKG(卵かけご飯)の会』

を開催

神戸市北区でコミュニティナースが卵かけご飯をウリにした家ふぇ(カフェ)を運営しておられ、そこを貸し切ってTKG×交流×学びを形にしました

小さな集まりだからこそ、参加者の初めてのアウトプットの場として今後も活用していきたいなと考えています

この日は介護福祉士×シンガーソングライターの堤吉輝さんと介護福祉士×アーティストの堀江遊さんのコラボが実現

近隣の方も2人の渾身のパフォーマンスに魅了されていました

第2回TKGの会

2020年2月には『第2回TKG(卵かけご飯)の会』を開催

この日は多職種で西宮協立リハビリテーション病院リハビリテーション科部長の勝谷将史先生に『医療介護連携』の話をして頂きました

店主の息子さんだけでなく、たまたま立ち寄ったお客さんまで巻き込む魅力的な講演は見事でした

まとめ

最初に書きましたが、私が関西セラピスト交流会をスタートさせたキッカケは『医療従事者で集まって飲んだら楽しそう』でした

今は有難い事にセラピストに限らず、多職種、学生、当事者、ご家族まで参加して下さる会になりました

今一度お伝えしておきたい事

関西セラピスト交流会は療法士だけの会ではありません

関西セラピスト交流会は医療従事者と学生だけの会ではありません

関西セラピスト交流会は参加者を関西だけに限った会ではありません

関西セラピスト交流会はどなたでも参加可能な会なんです

少しでも興味がある方は是非一度関西セラピスト交流会に遊びに来て下さい

勇気を出して参加してくれたあなたの何かのキッカケになれたら嬉しいです

コメント

タイトルとURLをコピーしました