『お金と時間のどっちが大切だと思う?』
そんな話をした経験はありませんか?
若い世代はないかもしれませんが、私自身は年齢を重ねるにつれ、考える機会が増えました
両方大事なのは間違いないという前提の下で、
私自身は『時間』だと考えています
額にもよりますが、失ったお金は頑張れば取り戻す事は出来ますが、時間は2度と返って来ないからです
そして今より若い時はないからです
私に残された時間をこれからの人生でいかに有意義に使っていくのか?
正解のない私自身に課された課題でもあります
今回はお金と時間どちらが大切なのかをアンケート調査を基に考えるだけでなく、現時点の私が大切にしている時間の使い方についてまとめておきたいと思います
17カ国22000人を対象にした時間とお金の意識調査
データと科学に基づく調査に定評のあるGfKは2016年夏にアルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、ロシア、韓国、スペイン、イギリス、アメリカの世界17カ国における15歳以上の消費者2万2000名のインターネットユーザーを対象に
『時間』と『お金』および『所有』と『体験』のどちらを重視しているのかについての意識調査を実施しました
調査結果は『全くそう思う』から『全くそう思わない』の7段階を選択してもらう方法で行なわれ、回答の内トップ2の合計を『そう思う』ボトム2の合計を『そう思わない』として集計しています
その結果、『お金があるより時間がある方が良い』と考えている人の割合が31%に達し『そう思わない』の9%を大きく上回りました
では日本はどうだったかというと『お金があるより時間がある方が良い』と考えている人が11%であったのに対し『そう思わない』が12%を占めており、時間とお金が同程度に重視されているという事がわかっています
時間派の私が大切にしている隙間時間の使い方
様々な価値観があるのが当たり前だと思いますが『時間』派の私が特に意識しているのは
隙間時間の使い方です
独身で時間もお金も自由に使えた時は隙間時間の使い方なんて考えた事すらありませんでしたが、結婚し、子供が生まれ、1人の時間を確保する事が難しくなった時に『時間がない』と初めて感じました
時間の価値に気付けた事は良い事ですが、同時にこうも思いました
『もっと早くに気付いていれば。。。』
そういった自分自身の経験から、若い世代には少しでも早く時間の使い方を知って欲しいなと考えています
私が考えている隙間時間とは
移動時間(車の運転中や徒歩通学中)や家事の時間(洗濯物を干したり畳んだり)、待ち時間(人を待つ時間や料理が出来上がるまで)といった、ちょっとした物事に取り組めるわずかな余裕のある時間の事です
『イヤイヤ、運転中や家事の時間中は手を動かし続けているので、本1冊も読めないですよ』
確かに、運転中や料理中に本は読めないですが、音声学習なら実践出来るのではないでしょうか?
音声学習とは耳で繰り返し聴く学習の事を言います
例えばアプリなら
- YouTube
- Twitterのスペース
- Clubhouse
- Podcast
といったものが利用出来るのではないでしょうか?(通信環境やスマホの契約プランにもよりますが)
本を読むという意味ではAmazonが提供しているオーディオブックのAudible(月額1500円聴き放題)なんかは有効活用出来るのではないでしょうか?
Audiebleは本をプロの声優や俳優が朗読してくれるサービスです
私も利用した経験がありますが、隙間時間を有意義に使えますし、朗読のスピードを自分で調整する事も出来るので、読んでみたい本が多くある人、読書好きな人、向学心のある人、知的好奇心を満たしたい人にはオススメです
↓少しでも興味のある方は30日の無料登録(いつでも退会可)を試してみてはいかがでしょうか?
Audibleの無料体験はこちら1年間で隙間時間はどの程度あるのか?
1日の内に隙間時間がどの程度あるかは人それぞれ違うと思いますが、冷静に振り返ってみると案外隙間時間がある事に気付くのではないでしょうか?
具体的に私の場合であれば、車での往復通勤時間(45分×2)、昼休憩(30分)は週5回程度は確実にあります
その他にも買い物に行く時の移動時間やブックオフの様な店舗で本を選んでいる時間、洗車している時間や草むしりをしている時間、ブログの下書きが完成し、実際にWordPressに貼り付けて文章や句読点、画像の挿入等、細かい調整をしていく時間でも音声学習は出来るのではないでしょうか?
単純に週5日出勤したとして、往復の通勤時間+昼休憩で120分×5日で1週間に600分(10時間)の隙間時間がある訳です
1ヵ月を4週間とすると2400分(40時間)
1年単位で考えると28800分(480時間)の隙間時間がある事になります
480時間を1日24時間で割って考えると、何と1年間で20日分もの時間が隙間時間として活用出来るんです
そう考えると非常に大きな時間だと思いませんか?
違った捉え方をするのであれば、隙間時間を上手く活用する事が出来れば、人よりも多く学ぶ時間、自分自身を高める時間を作り出す事が出来るんですよね
多くの人は隙間時間の活用といった考え方をしていないと思います
多くの人が出来ていないからこそ価値があるのではないでしょうか?
そして、いかに早く気付く事が出来るのかで成長速度は変わって来るのではないでしょうか?
人よりも1年早く気付く事が出来るだけで、480時間をの時間を手にしたと同じですし、既に書かせて頂きましたが、脳細胞に関しても今より若い時はない訳ですから
私自身の隙間時間の使い方
私の場合は通勤時間中はClubhouseを利用して多職種のディスカッションを聴いたりしています
Clubhouseを通じて得た知識や多職種との繋がりは本当に計り知れません
昼休憩はYouTubeを利用してWordPressに関する内容を学んだり、午後からや翌日に関わる患者さんとのコミュニケーションに使えそうな動画を見たりしています
隙間時間を意識する様になってからは『何となく』TVを見たり、ドラマを見る事はほとんどなくなりました(時々YouTubeに時間を持っていかれる事はあります)
若手俳優や話題のドラマの話についていけないというデメリットもありますが、わからなければわからないで詳しい人に教えてもらえばいいかなと単純に思っている自分もいます笑
音声学習による学びを最大化する方法
ここまで隙間時間の価値や活用方法、主に音声学習について書いて来ましたが、最後に音声学習による学びを最大化する方法をお伝えします
それはアウトプットありきでインプットする事です
様々な学習方法で学んだ事を24時間後にどの程度記憶しているかを図式化した『記憶のピラミッド』によると、
講義を聞いて(音声学習もこれに近いと考えます)も覚えているのはわずか5%です
ちなみに時間を確保してじっくりと読書をしてもわずか10%なんです
せっかく時間を使ったからには記憶に定着させたいですよね
その為には『誰かに教える・伝える』といったアウトプットが必要になるという事です(定着率90%)
アウトプットの重要性に関しては↓の記事も参考にしてみて下さい
どんな業種であれ、向学心を持ち、インプットに熱心な人は多いと思います
学び続ける事(インプット)は間違いなく大切ですが、それ以上に発信する事、誰かに伝える事(アウトプット)が大切であるという事を覚えておいて頂けると嬉しいですね
まとめ
今回はお金と時間どちらが大切?本当に時は金なりなのか?という事について深掘りしてみました
私自身が『時間』派である為に時間の使い方を前面に押し出した記事にはなりましたが、お金の方が大切だと感じている人にとっても知っていて損はない事を書かせて頂いたつもりです
現段階で私自身が1番腑に落ちている考え方を共有して今回の記事を締めたいと思います
『Time is money』(時は金なり)ではなく『Time is life』(時は命なり)
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